慶応義塾SDM茂木健一郎先生講義「創造性について」

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Think differentを観る。クレイジーな人々を描いたAppleの伝説的CM。彼らは即ち良い子ではない人々であるため、日本の教育システムにおいては排除される。

Grigori Perelman(ポアンカレ予想)やBertrand Russell(Russellのパラドックス)、「論理哲学論考」のLudwig Wittgensteinなど。彼らを受容するような教育システムが無いから、日本にはindependentな知性は生まれない。

Wittgensteinは実家が非常に裕福だったにも関わらず遺産を放棄し、小学校の先生として働いた。

日本だったら、これは馬鹿にされるかもしれない。Cambridgeで哲学を学んでおきながら小学校の先生をやっている、などと日本人は馬鹿にする。しかし、Wittgensteinは、小学校の先生をやってしまうような人であったからこそ、20世紀最大の偉大な哲学者として成功したと考えることが重要。「小学校の先生をやる」勇気。それが創造性。

「創造性は勇気に比例する」。日本人はなぜ創造的でないかというと、「勇気がない」ことと「社会的な偏見につながる」ことを恐れるため。創造的であるためには勇気が必要。出すぎる杭になる。頭が良いから創造性がある、ではない。狂っているから創造的。

日本のように、東大の教授だから創造的だとか、そんな所属に囚われてはならない。小学校の先生であろうが、東大教授であろうが、世界を革命する可能性を秘めている。どの大学の教授であろうが馬鹿は馬鹿。どんな無名の学生であろうが賢い奴は賢い。問題は、当人がどんな努力をしているか、ではないのか。

serendipity。JobsのStanford大学での卒業スピーチを観る。serendipityの5要素は、action, awareness, observation, understanding, realization。普段から上記の5要素のサイクルを回すことがserendipity。

様々な人々と対話をし、アイデアを生む。そしてそれを実現し創造する勇気。安藤忠雄も工学部の友人にテキストを紹介してもらい、体系的に独学で建築を学んで世界的な建築家になった。以上。

2011-07-31 | Posted in No Comments » 

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