MIT石井裕教授講演(’11.05.18)に行ってきた ※雑

Ust録画

前回要約

今回は事前にUstreamでリアルタイム配信・録画されることが分かっていたので、それほどメモを取っていませんでした。でも、聴いた感想と、あと断片的にメモを取った箇所を振り返る。

神田神保町の、総合学術センター、国立情報学研究所において。300人弱のホール。会場に入ると、多くの人がMacを膝に置き、iPadやiPhoneを操作していた。僕もiPadのEvernoteでメモを取っていた。

石井先生のご講演は2度目。YouTubeやUstで観た講演はたくさんあるけど、生石井は2度目。

一度目は昨年の秋ごろに、御茶ノ水のデジハリで行われた講演。活気があった。そのときの講義録ならある。

今回の公演に関しては、このメモよりも、Ust録画を観てしまうことをお勧めします。

311。Twitterも、ソーシャルなメディアが震災において機能した。311により何が最も認識されたかとうと、Connect people with peopleということ、人と人はつながる。InformationとResource。

Resilient。未来はたいてい予測不可能。破壊されることは、予測できないし、避けられない。大事なのは、破壊されたあとにいかにResilientするか、立ち直るかということ。破壊をポジティブなエネルギーに変換して、すぐに立ち上がること。

Collective Intelligenceを創ることが必要。集合知。試験で金太郎飴ばっかり製造していないで、MITのような多様性を創出する教育・研究が本質。それが311以降の日本のHopeになる。

The best way to predict the future is to invent it. 未来を創造する主体的努力が必要。MITでは、Demo or Die。形にして提示するか、MITを去るか。アイデアは外化して、提示しなければならない。金太郎飴がたくさんあっても意味がない。MITはその多様性で、未来へのビジョンを出し合い、ディスカッションをして、ビジョンを打ち立てている。そして新しいストリームを創造する。

基本的に、研究を工藤させているのはVision。テクノロジーは1年以内に廃って、化石となる。iPadもiPhoneも、やがては化石になって、フロッピーディスクやMDのように、誰にも見向きされなくなる。

User’s Needsも、10年以内に廃る。テクノロジーほど高速ではないにしろ、ニーズも移り変わっていく。

では、そのなかで普遍的なものはなにか。自分の死後も未来は続くなかで、いかにその時代に良い影響を与えられるか。それが、ビジョン。

荒波に揉まれて、船にはご自身「営業の石井」がいるとして、この作品のなかで普遍的な存在は、富士山。富士山のライフスパンは、波よりも船よりもすごく長い。ビジョンを打ち出す必要性がある。

情報水流。情報は残る。デバイスは蛇口で、例えばEvernoteの例だと、MacBookからでもiPadからでもiPhoneからでも、その情報を引き出すことができる。

そして、課題は、その情報の流れを、河川工学的視野で見ること。すなわち、世界を生態学的視点で認識すること。Perspectiveは重要。

算盤。計算のプロセス自体がTangible。アフォーダンスの視点から見ても、楽器になったり、乗り物になったりする。この直感性。シンプル性。アフォーダンスの分かりやすさというのは、例えばマウスとうデバイスがあっても、何に使うかわからないけれど、算盤があれば楽器として使える、動作が導かれるということ。

Art × Science。宮沢賢治の詩。身体の痕跡を、花巻の宮沢賢治記念館で見た。明朝体の文庫本では表現しきれなかった、表現の苦悩のプロセスを、肉筆原稿は含んでいた。そこに身体の痕跡を感じ、Tangibleを着想した。見えない身体を想像させてしまう。これは、宮沢賢治が、苦悩に苦悩を重ねて表現したからこその感覚。GUIでは表現できないもの。デジタルでは表現しきれないものはある。

宮沢賢治の肉筆原稿には非常に大きな感動を受けた。

I/O Brush。世界とはパレット。八百屋に並ぶ、色とりどりの野菜を見て、何を表現できるのか。絵画は2次元だけど、I/O Brushはそこに大きな風穴を開けた。

終電相対性理論。目的地が遠いほど、急がなければならない。

独創、競創、協創。本質的な問いを発し、新領域を開拓。ビジョンをエンジンとして、創造していく。

出る杭は打たれる。出過ぎた杭は誰にも打てない。

出過ぎる杭になるためには、飢餓感が重要。あと屈辱感。屈辱感を持つためには、誇りを持つこと。そしてその誇りが破壊されたときに、その屈辱感をポジティブなエネルギーに変換することができるかが鍵。

Why?と問う。問い続けると、哲学の領域になる。哲学であれば、多様な領域と対等に議論ができる。

「出杭力」「造山力」「道程力」。出過ぎた杭にならなければならないし、山を登るのではなく、零から造山運動をしなくてはならない。僕の前には道は無い。僕の後ろに道はできる。道程。

そうしなければ、2200年の未来に良いインパクトを与えることはできない。未来は永遠。

若いときに、モデルとなる人の思想やビジョンにたくさん触れると良い。

あと、基礎を固めてればクリエイティブな発想に到達するかというと、それは間違い。そのそも、Aは必ずBになるとは限らない。AがBにもCにもなる可能性があるし、それは相互作用しあっている。

相互作用する。質問に対する回答でも、卓球で言うところの、もっとスピンをかけて返さないと。

人生でこれだけは解決したい、という問題意識はない。常に新しい、誰も見たことのない、考えたことのない問いを発し続け、数年のスパンでパラダイムを生み出し続ける。それが重要。

以上。や、重要なところは聴き入っているから書いていませんが、基本的に前回の内容と完全に重複していたので、前回の記事を見ればだいたい分かると思う。というか、映像を見た方が1000倍良い。

わかりにくくてすみませんでした。昨日iPadの設定してて寝れなかったので、今日はそろそろ寝たい。感想はまた後日まとめる。

というかMBA、なんだこれ、重すぎる。ファンが回りっぱなし。

2011-05-18 | Posted in No Comments » 

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