ふりかえり

おととい、高齢者歯科の菅先生(@tsurumi_kourei)に、ほっこり村に関する有意義なお話をお伺いすることができたので、遅くなったけどその概要を振り返る以下。

「鶴見大学の生涯学習プログラムも、参加者は高齢者主体だから、連携するなり利用するなりすればいい。

鶴見大学の高齢者歯科の外来患者さんは、元気な人が非常に多い。元気で、活発で、生き甲斐もあって、一芸に秀でた人も多くいる。食べることは非常に重要な生き甲斐であり楽しみであり、「食べられなくなる」ことを予防する医療が必要。

それは基本的に介護予防の目的と一緒。何かをしなくてはいけない。「転んでしまうのが怖いから寝てなさい」と言ってしまう。「誤嚥が怖いから食べるな」と言う。しかしそれでは、状態は悪化していくばかり。保健体育講義でベットレストを学んだけれど、人間の身体は、たとえそれが若者の元気な身体であっても、使わなければ衰えていく。しまいには立てなくなる。ことに高齢者はじっとしていては駄目で、能動的に活動しなくはならない。

いま元気な高齢者は、「要介護状態になりたくない」と切実に願っている。病気を予防したい、そう思っている。その願いに届く言葉を、このコミュニティの参加者募集でも投げかける必要がある。高齢者の孤独死問題も解決しなくてはならない。

外来の患者さんは、診療終了後はだいたい自由時間。そこで声をかけるのは有効なのでは。もっと言うと、個別に訪問しても良いくらい。区役所は個人情報を開示こそしてくれないけれど、区役所に活動を知らせて、呼びかけてもらうことは可能。

もっと積極的に、連携して、利用すること。

でも、「高齢者」と括っても様々な多様性があるから、どんな高齢者を対象にするのか、健常者か要介護者か、それぞれのニーズを勉強して、法律、経済、介護の勉強もして、そのニーズに対していかにアプローチしていくのかを考える。

やる気のある高齢者はたくさんいる。老人会の入れ歯教室の活気はすごい。そういった場で、歯学部生だから歯磨き指導をすれば、それでその延長線上にほっこりの活動を組み込んでいけば、全員得する。

大学も利用すればいい。大学も名前が出て悪いことはないから、大学を利用して、大学に利用されればいい。

あと、Twitterなどのソーシャルなネットワークからアプローチした方が速いけれど、それでは現状では高齢者は集まらないだろう。高齢者の生活を調べて、生活に密着した形で、どの形が理想なのかを考えていく。情報が氾濫していると言われているけれど、一次情報は逆に少なくなっている。だから、ちゃんと考えて生み出していけば参加者は集まるのでは。

演劇という手法。演劇の形式もエチュードや即興という方向で良いとおもうけれど、演劇+αが必要。参加者を巻き込む。先述の歯磨き指導とか、何でも良い。体操もあるし、そういったことも勉強すればいい。

あと、栄養のこと。高齢者の健康を考える上でも非常に重要であるし、試験勉強にもなる。勉強しておくといい。

もっと新しい企画を生み出す。それで、とにかく、少人数でも、継続していけばいい。続けていくことが重要。やり続ける。限界を超える。」

具体的で有意義な話でした。参加者集まるか…

2011-04-23 | Posted in No Comments » 

関連記事